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子供の「受験」。 焦る気持ちを、救った一言。


 「受験」は、自分のときも、
子供の場合もありますが、多くの人が通る関門。

幼児期、中学、高校、大学など、
受験する時期は、それぞれですが、

受験には、ストレスや、焦り、
親子でもめたり、泣いたり、
というような、負荷のかかった状態になることも多くあります。

私も、自分の時は、もはや遠い昔すぎて、あまりよく覚えていないところもあるのですが、

子供の受験、
これ本当に、多くの母親が、ヤキモキしてしまうと思う…。
私もそんな母親の一人でした。

実力的に、余裕のある学校を受けるパターンだけでなく、
多くの子は、自分の持つ力に見合ったというか、
その中でも、なるべく高い学力の学校に入りたいと受験したりするので、

受験は、いつも、紙一重をいく、というか、
合格か、そうでないか、
試験が近づくにつれて焦ったり、ヤキモキした気持ちになったり、
挙句の果てには、
平常心でのんびりしている夫に、八つ当たりしたり、
(私。(笑))

子供が勉強していない瞬間、を見つけては、
「勉強していない!」と、おこり、
24時間、勉強しなさいとでもいうように、

子供の勉強をしている姿に落ち着き、
そうでない姿に焦る、
というような、不安定な状態だったと思います。

 さて、そんな時、夫から言われた、
私を救った一言。

なるようにしか、ならん。」

受かるの?
受からないの?
どうなるの?!!

と、焦りマックスで、
その気持ちのまま、
まるで無関心?かと思うほど落ち着き払っていた主人に、八当たっていたとき、
主人がいった一言。

なんか、

いや、本当に、そうだな、と思って。

「なるようにしか、ならないな」と、おもって。

なんとなく、学校にも「縁」というものがあり、

受験する段階では、もう行く学校って、決まっているのではないかと。

運命って、もともと決まっていると、思う時と、
努力次第で、変わる、と思う時があると思うのですが、

普段は、努力次第で変わる、と思っていても、
この受験に関しては、「なるようにしか、ならないな」と、思ったんですよね。

とくに子供の受験って、自分が勉強するわけでもないですし、

やれることは限られている。

とくに受験中、という状況に至っては、

もう自分ではどうしようもない領域ですし、
あせってもしょうがない。

どんなに焦っても、縁のあるところに行くんだ、

と、思ったとたん。
焦りがきえ、その後の受験でも、この言葉が頭にあり、
ぜんぜん、焦らなくなりました。 

 今、受験の真っただ中の季節。
試験前の人もいるでしょうし、合格の判定待ちの方もいるという状況だと思いますが、

一生のうちで、何度か、
とはいえ、多くに人に訪れる受験。

一所懸命にやるだけやって、あとは天命に任せる。

受験だけでなく、いろいろなことに使えそうな発想ですが、

そう思うと、気持ちも軽くなるように思います。