狸小路「せいす」、素敵なのれんが目をひく、酒と銀シャリのお店に行ってきました。

 北海道の狸小路(たぬきこうじ)は、昔からある札幌のアーケード商店街なのですが、今は、たくさんの外国の方々が歩いている観光通りとなっています。

こういうアーケード通りは、札幌以外の都市でも、日本では見る光景ですが、外国の方々にとっては珍しいのかもしれません。

(人通りが多く賑やかです。 多数の人が写りこんでしまうので、天井のほうを撮影。)

さて、そんな狸小路、いろいろな食事が楽しめるのも魅力。ぜひ海外の方には、日本の味を堪能していただきたい。
ずらりと並んだお店を歩きながら見ていくと、「ここ良さそう! あっ、ここも良さそう」と、楽しみが広がります。

今回はその中でも、素敵な「のれん」が、ひときわ目をひくお店、「せいす」さんに行ってきました。
(狸小路の6丁目。 札幌市中央区南2条西6丁目5−3 狸小路プラザハウス)人気のお店なので、予約がお勧めです。

「のれん」のデザインは、たびたび変わるようですが、今回は、知っているアニメに似た雰囲気の、のれん。
ロボコンや、みつばちマーヤ、鉄人28号を連想させる。

ちなみにこの「のれん」。
ときどきデザインが変わります。なので、↑この「のれん」の絵を目印に探してもお店は見つかりません。
少し前にお店の前を通った時は、このデザインでした。↓

聖飢魔Ⅱと、アインシュタイン先生の、夢のコラボ?

 お店の中は清潔感にあふれてオシャレ。
テーブル席もありますが、お一人様でも楽しめる長いカウンター席も特徴的です。
外国語メニューもあって、海外の方にも対応しているそうです。
値段設定は、リーズナブルな居酒屋さんに比べると高めで、上品な印象。
予算などは、ホームページがあるので、事前にチェックしていくと、いいと思います。
(せいすさんのホームページ   せいす - 羽釜銀シャリ・酒

 最初にでてきた、飲み物とお通し。
お通し、オシャレ。イクラがのってます。

最初に、店員さんが「スーパーせいす盛りがお勧めです」と声をかけてくれたのですが、何品かまとめたセットをたのむ感じで、それなりのお値段だったため、スルーしてしまい、単品でいろいろチョイス。

まず、馬刺しや、お刺身、北海道らしい「ジャガイモ」。
この茹であげジャガイモが、とても甘くておいしい。
粉塩と、ほたてバターがついてます。
(写真の中央奥)



その後、ガッツリ食べたくなって、一夜干し手羽の唐揚げ。



アジのフライは、中心がレア。
我が家では出てこない、素敵な今どきの味。(笑)
メニュー名、「本気のアジフライ」。


せいすさん、オリジナルのビールもあります。
「せいすエール」
見た目だけで、キュっと冷えてる感じが伝わります。


相方いわく、「美味しい!」
(私はノンアル)
パッケージを、正面から見ても可愛い。


海外の方もいらっしゃるからか、日本らしい相撲のデザイン、心づかいを感じます。


狸小路は、人通りも多く、お店の前に行列ができたり、お客さんがいっぱいで入れなかったりということもあります。

今回はかなり早めの時間帯に行ったので、「18時まででよろしければ」ということで入店できましたが、できれば事前にホームページでみて、予約をするとより楽しめると思います。


#せいす ブログ

人生が豊かになりすぎる究極のルール 本『DIE WITH ZORO』。 アリとキリギリスの、「アリ」は、いつ楽しむのか?

 人生が豊かになりすぎる究極のルール、
本屋さんの売れ筋コーナーで平積みになっていた、ベストセラー本。
『DIE WITH ZERO』(直訳すると「ゼロで死ね」)
ビル・パーキング著 児島修 訳 ダイヤモンド社

 けっこう、衝撃的でした。これで、生き方を変える人、いるかも。
もしかしたら、この本でいう「こういう生き方をしている人が多いけど、それってどうなの?」、の、「こういう生き方をしている人」に、自分がピッタリ当てはまっていたからかもしれません。

 有名なイソップ寓話の、「アリとキリギリス」は、
働くアリを横目に、夏に遊んで暮らしたキリギリスが、冬、食べ物がなくて困る。という、お話ですが、
では、いったい、働き続ける「アリは、いつ、遊ぶのか?」人生を楽しむのか?
というのが、この本のテーマです。

 世の中には、貯金の残高が「数百円でも平気」、というツワモノの方もいらっしゃいますが、
多くの方は、ある程度のお金は持っておきたいと思ったり、
将来や、老後に備えたり、
貯金額をゼロにすることに不安を感じて、
なるべくお金を持っていたいと、考えたりするわけですが、

それが、「財産を貯めよう」という行動に重きをおくことになり、
そちらに注意が行き過ぎて、
財産を使うことが、悪いことのように感じたり、不安で、
結果的に、「ためた財産を、持ったまま(使わずに)亡くなる」ことになる。

つまり、自分が使いもしないお金を稼ぐために働き、最後まで、せっかく貯めたお金を使うこともなく、働く一方で、あまり遊ぶことなく一生を終える。

お金を惜しんで使わず、
結局、お金を使わずに亡くなる、
それって、勿体ないことじゃないのか?

それより、使える時に、楽しめるうちに、使おうぜ、
人生を有意義に過ごそう、みたいな、
「いつするのか?」という、人生の「時」にフォーカス。
多くの人が、「老後に」と先延ばしにしているぼんやりした思考の現実を、読ませます。
そして、「お金を使う、体力があるうち」、価値があるうちにお金を使いましょう。
というようなことが書かれています。

ただこの本のタイトル『DIE WITH ZERO』(ダイウィズゼロ、直訳すると「ゼロで死ね」)は、つまり財産を死ぬまでに使い切ってゼロにして亡くなろう、ということなので、私個人的にはそんなツワモノてきなことはできないなと思うのですが、
(やっぱり余裕を持って残しておきたいと思うタイプ)

そこまで極端じゃなくても(ゼロになるまでじゃなくても)、生きているうちにしっかりお金を使って、人生を有意義に過ごしなさいという考え方は、納得出来ます。
(ただ、もともとが超キリギリスタイプの方だと、それはそれで危険なので、なにごともバランスだとは思います。(笑))

お金は、いろいろなものに変えられるし、
持っていれば、それで豊かに暮らせる気がする。
でも、実際には、「気がする」という安心感だけにお金を使い、
(つまり、持ち続ける一方で、)

そのまま時が過ぎて、使わないまま、歳を取り、動けなくなってお金を使っても楽しめない年齢になってしまったり、
亡くなる方が多いということです。

このお話、究極、「人は何のために生きているの?」ということにも繋がってくるのですが、
亡くなるときに、財産やモノは全てこの世に置いていかなければならないと思ったら、
持っていけるのは、結局、記憶だけなのかも。

毎日、自分が何を考え、何をして過ごすのか?ということに、
考えを巡らせるきっかけにもなる本かもしれません。

「宝の持ち腐れ」という言葉がありますが、
お金も、人生も、そうならないようにする。
それには、考えること、経験すること、動くことが大切。という感じです。

 「アリとキリギリス」の、「アリ」を人間に置き換えると、
コツコツと若い頃から働き続けて、
「老後のために」と、備えて貯めようとする人が多いのですが、

でも、老後って、若い頃とは違う。
いざ「さあ楽しもう!」と、思う頃には、体が老いて、あまり歩けないなど、体力がなく、若い頃のようには楽しめない。
旅行に出ても、10代や20代でバックパック一つで旅をしたときのような、無邪気で親しい友人関係を、歳を取ってからでは築きにくい、など、輝きが違う。

人には、「その日、その時」、旬のような、その年齢だからこそ楽しめるという、「その時にしか出来ない」ことが多くあり、
それを先延ばしして、今を我慢し、節約生活おくった後も、
結局ずっと、思いっきり楽しまなかったり、
働き続ける生活から、抜け出さないまま、一生を終える。

つまり、「自分が使うことのない財産」(自分があの世に行ったとき、この世に残していく財産)を貯めるために一生の時間を使う。

そうではなく、「生きている間に、自分で使う」。人生を豊かに生きる方法を提案、そのためのルールが書かれています。

 もしかしたら、今までの価値観をくつがえす、というか、
人生を楽しく、豊かに過ごすことを考えさせ、
おそらく多くの人が、してしまっているであろう、
楽しまない、遊ばない人生の概念から、目を覚まさせてくれるような本。

最近、なかなか本が読み進められなかった私も、ほぼ一気読み。
年齢もあると思いますが、「今、楽しまなければ」、
もう老後に「これから楽しもう」の「これから」なんて、ないかもしれないし、
あっても、歳を取ってからでは若い今のようにはいかないのだ、
と、妙に心を打たれた本。
私にとっては新しい考えで、新風を吹きこまれる感覚でした。

 家にこもらず、外に出て、体験や冒険の旅に漕ぎ出す。
生き生きとした人生には、まず、イキイキした考え方が必要。

「一日一日を大切にする」、よく聞くけれど、
意外と、する人が少ないこの言葉も、
この本で、考え方が変わり、日々を大切に過ごすことが出来るきっかけになるかもしれないと思います。

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