不登校でも、文部科学省が認定する「出席扱い」の要件を満たす教材。話題の無学年授業「すらら」。

 不登校の子供や、人間関係が上手くいかない方の中には、
コロナによる休校や、職場の在宅勤務のシステムの導入が、必ずしもマイナスばかりではなかったようです。

ずっと自宅にいて、人と会わないことを、ストレスに感じるばかりでなく、
ラクだな、と、思う一面も、人にはあるわけで、
コロナの病気が発生したこと自体は、とても悲しいことですが、
急場しのぎとはいえ、
「登校しなくても勉強ができたり、出勤しなくても仕事ができる」というシステムが確立したことは、
新しい生き方や、可能性を大きく広げたと思います。

 さて、文部科学省は、増加傾向にある不登校の児童生徒を対象として、
登校しなくても、「IT等を活用した自宅学習で、指導要録上の出席扱いにできる」という方針を2005年に固めたそうですが、
「すららネット」では、多くの出席認定をサポートしてきた知見をいかし、学びへの意欲はあるが学校へ行けない子どもと保護者に向けて「出席認定を得られる制度」を周知するセミナーを開催されていたそうで、
すららを使って、自宅で勉強することで、出席扱いも可能だそうです。
(※一定条件が必要です)


塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】


 考えてみたら、とくに今の時代、
学校に行けないというだけで、勉強ができないわけではないですし、

誰と学ぶかを本人が選べないような状況下で、
100%の人が、その学校に必ず通わなければならない、と決められてしまうことの方が、無理のあることなのかも。

インターネットもなく、通信の手段が、少なかった昔とは違い、
今は遠隔で、例えば遠く離れた別の場所にいても、人と人とが映像でカンタンにつながり、話せることはもとより、
映像授業や、多くの学び方ができる時代。

必ず、その場で、その学校に行かなければ学べないということはなく、
事実、コロナ禍の休校では、多くの学校が、
学校からの配信や映像授業で、自宅で授業を受ける形をとって、単位を与えました。

ほとんど大学に行かずに、短大を卒業したという話も多く聞き、
非常事態で、学校に行くのを楽しみにしていた人たちにとっては、お気の毒でしたが、事実として、そういうことが出来た、ということがあります。

人には、いろいろな特徴があり、
集団でみんなと仲良く楽しく学べる、という時ばかりでなく、
人とすれ違ったり、なかなか上手くいかない、ということもありますが、

人と上手くいかなかったり、登校できない、ということと、
だから学べない、ということは、
必ずしもイコールにしなくてもよい。

 SNS、ユーチューブなどを仕事にする方も増えてきていますし、
仮想通貨などをネットで買って、稼ごうとする方々も増えていて、
学校だけでなく、社会に出てからの仕事も、
必ずしも、会社に行ったり、人と会わなくても選べる職業が広がっている昨今、

学校に行かない、不登校という選択が、
生き方の一つとして、もう少し普通に認められる時代になっていくような気もします。

とはいえ、
学校に行かなくても、学ぶことは大切。

すららは、今注目?の無学年方式で、
年齢にかかわらず、数年前の学年にさかのぼって、そこから学習することができたり、
逆に、学年を超えて、どんどん先に進んで学習することができる。
今、トレンドの学習スタイル。

2012年に、日本eラーニング大賞 文部科学大臣賞 を受賞し、その後、
第2回日本ベンチャー大賞 社会課題解決賞 、世界発信コンペティション優秀賞、
 2017年 SDGsビジネスアワード スケールアウト賞、を受賞。
 2019年 日本経済新聞「伸びる会社 MIDDLE200」に選出されていて、

現在、33万人の生徒が利用されているそうです。

小学生、中学生、高校生向け、
インターネットでつないで、パソコンやタブレットで学ぶ、
 国・数・理・社・英の5教科対応の教材だそうですが、

お子さん、一人一人に合った教育を、自宅で誰でも受けられるというのは、
本当に、学ぶ権利が現実にできる感じ。

とても良い時代になったという気がします。

 

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】  

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