私立学校の学費は、それぞれの学校によって変わりますが、
いわゆる、セレブの方々が通うような学校でも、
学校の授業料だけをみると、そこまで高くなかったり、
あれ? 庶民でも通える値段?? と思ったりします。
ただ、授業料の金額が、そこまで高額でなくても、
例えば、学校の説明会に行くと、海外研修旅行にほぼ全員が行くような雰囲気で紹介されていたりすると、その分の出費が授業料のほかにかかりますし、
同じ国内の「修学旅行」でも、公立の学校より遠方に行って、さらに長い日数行くことになると、その分の費用もかかる。
制服代一つとっても、公立の制服の代金の感覚ではないぐらい高いこともあり、
そういう出費が、学生の間中ずっと続いたり、
周りの方々と合わせると、持ち物一つが違ってきたりするので、
「授業料」だけを見て、その範囲で納まるのだと思わないほうがいいこともあります。
以前、医師や弁護士のご子息が多く通われているというセレブの雰囲気がある学校に、子供さんを通わせていた方とお話をしたことがあるのですが、
中学校から大学まで、「家が建つぐらいかかった」とお話されていました。
学校の説明会に行くと、こういう旅行をします、
こういう教育をしています、と、特徴を説明されることが多いのですが、
そういう出費があることを頭に入れ、
また、大学についても、自宅から通う人は半数強。
4割ぐらいの方が、自宅を離れて通うというデーターもあるので、
それを見越して教育費を考える。
子供が小さい時から、将来かかる教育費の予算を組んでおくと、
いわゆる教育費破産ということにもならず、
親の老後の資金も、計画的に残せるので、良いかと思います。